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2020:09:18:13:53:17

「私の家政夫ナギサさん」のあのカフェは?「半沢直樹」と意外な"つながり"も 後編

2020.09.18

COLUMN

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最終回42.2%(関東地区)の視聴率を叩き出した2013年の伝説のドラマ、『半沢直樹』。7年ぶりの続編も大人気で、「大和田常務が今日はどんなセリフを言うのか」とSNS上でも盛り上がりを見せています。銀行内や半沢直樹の自宅など、スタジオでの撮影が多い本作ですが、実は品川区のカフェがある重要なシーンでロケ地として登場していたのです。

第一部で、大手IT企業・電脳雑伎集団に買収されそうになっていたITベンチャー・スパイラルのホワイトナイトとして現れたフォックスが、実は裏切り者だったことが発覚したあのシーン。半沢直樹の親友・渡真利(とまり)の活躍が印象に残った人も多いのではないでしょうか。さらに、そのカフェには「わたナギ」こと『私の家政夫ナギサさん』とのつながりもあるとのこと。(詳細は前編コラムで)カフェに取材時の裏話を聞いてきました。

渡真利が顔を出していた窓はどこ?

カフェの名前は「CAFE & HALL ours (カフェアンドホール アワーズ)」(東京都品川区北品川 5-7-2 北品川地域交流施設)。JR大崎駅から大崎ゲートシティー方面に向かい、小さな橋を渡って5分ほど歩いた場所にあります。ビルとビルの間を抜けますが、広々とした遊歩道や街路樹があってとても歩きやすい道です。アワーズが入居するのは再開発によって誕生したニュータウン「パークシティ大崎」内にある、北品川地域交流施設の1階です。通りに面したガラス張りのデザインが遠くからでも目を引きます。

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アワーズが登場するのはドラマの第2話。及川光博さんが演じる渡真利がフォックスの裏切りの証拠を掴むためにカフェで待機していたシーンです。渡真利がガラス張りの窓に近づいて、何かのマークから外をうかがっている描写もありました。

実はロケが行われた時期はガラス張りの窓一面に「coffee」の切り文字がデコレーションされていて、その文字の一つから渡真利が顔を出していたのだそう。

現在はそのデコレーションがなくなってしまったのですが、窓の外の街路樹の位置、柱の位置など、随所にヒントも。録画保存していた第2話をもう一度再生してから、店内で探してみてください。

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※ガラス窓のcoffeeの切り文字はイラストによる再現です。

アワーズは、平日も土日祝日も1018時(135週目月曜と毎週火曜は休み)の営業ですが、撮影は営業日の早朝に貸切で行われたそう。「45時間のみの短い撮影で、スタッフを含めて総勢30人ほどが参加していた」と同店責任者の土屋優さん。これまでにもウェブCMやバラエティ番組、Sexy Zoneの中島健人さんと中条あやみさん主演で2018年に公開された映画『ニセコイ』など、さまざまな作品のロケ地として採用されたのだとか。

「立地で選んだ、窓越しに撮影したかったから選んだという話をよく聞きます。でも、店内をパーテーションで仕切れるのも魅力の一つだと思います」と土屋さん。実はこのカフェ、広い店内をパーテーションで3つに仕切ることができます。「2部屋を撮影場所と使って1部屋は控え室に使うロケ隊も多いです」(土屋さん)。

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パティシエ手作りのキャロットケーキは親子連れにも人気

ニュータウンの中、さらにオフィス街に近いという立地。平日は近隣のオフィスワーカーや小さな子を連れたママ、休日は近隣在住の家族連れやカップルが訪れるなど、地元の人に愛されているアワーズ。そんな地元客を魅了してやまないのが、店内で焼き上げているスイーツです。

キャロットケーキは、その名の通り生地にすりおろしたニンジンを混ぜたケーキ。どっしりとした食べ応えのある食感とほんのりスパイスの効いた味がくせになりそう。大人にも子どもにもファンが多い、一番人気の定番ケーキです。カフェラテは香り高いコーヒーとまろやかなミルクのバランスが絶妙。アワーズは表参道や芝浦などに4店舗を構えるコーヒー専門店「Coffee Wrights(コーヒー ライツ)」の系列店。そのため、コーヒーライツのこだわりの豆を店内で使用しているのです、「砂糖を入れなくても甘さと深みが出るように仕上げています」(土屋さん)

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「キャロットケーキ」(税込み610円)。ケーキセットは税込み950円(カフェラテの場合+100円)。店内の焼き菓子は全てパティシエの手づくり。ランチタイムには週替わりの定食やハッシュドビーフオムライスなど、食べ応えのあるメニューも提供しています。

「カフェラテ(ホット)」(税込み460円)。ドリンクはほかにもドリップコーヒーやマキアート、紅茶や凍頂烏龍茶、キッズメニューとしてアップルやオレンジジュースなどがあります。

『わたナギカフェ』と『半沢カフェ』は徒歩10

そして前編でも予告した『わたナギ』と『半沢直樹』のつながり。実はロケ地に選ばれた2軒のカフェは目黒川を挟んで反対に位置し、徒歩でわずか10分の距離。「わたナギのロケ地を見に行ったのに、のんびり散歩していたら半沢直樹のロケ地に着いちゃった」なんてこともあるかもしれません。

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「私の家政夫ナギサさん」のあのカフェは? 「半沢直樹」と意外な"つながり"も 前編
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「半沢直樹Ⅱ エピソードゼロ」のロケ地にいらっしゃいませんか?

#半沢直樹 #ロケ地 #カフェ #渡真利 #品川区

ライターK
女性誌やウェブで飲食店、話題のスポットを取材するライター。会社員時代の職場が品川区にあり、品川に対する土地勘と思い入れがある。

イラスト:T_T