福山雅治さん主演の映画「マチネの終わりに」を観に行ってきました。
なんと、この映画・・・しなロケが撮影支援した作品なんです!
昨秋に制作の方から、「品川区の‘〇〇’で撮影したい」と連絡をいただき、その場所で撮影するにはどこに許可が要るのかを調べ、お伝えし、また、区役所の担当部署での許可手続きのサポートをしました。「〇〇」がどこかは後ほどのお楽しみ♪
テレビで本作のCMを見て、「昨年、(少しだけ)お手伝いしたあの映画だ!」とテンションが上がり、「どんな風に‘〇〇’が映るんだろう」という思いながら、「福山雅治みたいな顔と声になりたいな~」などという幻想を抱きつつ、翌日に映画館に足を運びました。
まずは、映画の感想を。
※筆者は撮影の支援をしていますが、映画の評論家ではありません。また、ネタバレにならないよう抽象的なコメントにしています・・と予防線を張っておきます。
なんとも味わい深い作品でした。
甘美さを感じられるフランス映画と、日常を描くのが得意な邦画のそれぞれの良さが合わさったよう。
心理描写が秀逸で感情移入し
てしまい、役者さんの迫真の演技にどんどん引き込まれ、「次は?どうなるの?」と、終始飽きさせない。「まさかの展開」のようなありきたりな言葉はあまり使いたくないが、まさに「まさか…」と言いたくなる場面もありました。
忘れられない過去を持つ人には、ぜひ観てほしい。そんな作品だと思いました。
そして、お待ちかねの‘〇〇’の発表です!
大崎駅西口のバスターミナルが登場しました。しかも、しっかりと「大崎駅」として登場していました。
ちょろっとしか映らないのかと思ったら、とても長い時間映りました(泣)興奮していたので時間感覚が狂っていたのかもしれませんが・・。しかも、物語が動く重要なシーンで否が応でも心を揺さぶられる印象的なシーンでした!ちょうどこのアングルで映りました。観られた方は、「あ!あのシーンか」となるかと思います。
(左の写真は、石田ゆり子さんが福山雅治さんを座って待っていた場所)
支援の依頼を受けたときは、まさか、品川区で大作の重要なシーンで使われるとは思ってなかったので、筆者としては嬉しいサプライズでした。
エンドロールの撮影協力クレジットに、‘しなロケ’がしっかり載っていました。一番最後(右端)に記載されていたので目立つ位置だと思います。鑑賞される際はぜひ見つけてください♪
大崎の街を少しだけご紹介いたします。
JR山手線やりんかい線が通り、都心やお台場へのアクセス抜群の大崎駅。駅の周辺には高層ビルが立ち並び、品川区を代表するビジネス街で、「ビルをバックにしたシーン」、「都会でのシーン」を求める制作の方にはおすすめしているスポットです。
「マチネの終わりに」に登場した大崎駅西口のバスターミナルは、平成27年の開業。大崎駅と地方都市を結ぶ高速バスのターミナルです。羽田空港や成田国際空港へとつながる高速バスがあります。作中では、石田ゆり子さん演じる小峰洋子が空港から大崎駅に移動するのに高速バスに乗っていました。
大崎には桜の名所である目黒川も流れていまして、水辺を活かした景観がとても綺麗です。桜で有名な目黒川ですが、冬はイルミネーションで飾られていて、季節により姿を変える見応えのある川です。
ぜひ、お立ち寄りください。
「マチネの終わりに」
東京・パリ・ニューヨークを舞台に描かれる
切なくも美しい大人の愛の物語 ―
主演:福山 雅治 石田ゆり子
監督:西谷 弘
原作:平野 啓一郎
脚本:井上 由美子
製作:フジテレビジョン
(しなロケ・ふじた)