伊集院静さんの名作小説「駅までの道をおしえて」（講談社刊）の映画化が決定し、ロケが品川区でも行われています。
この物語は、愛犬の死が受け入れられない8才の少女と、息子の死が受け入れられない末期ガン患者の高齢男性との交流を描いたお話です。喫茶店を経営するその男性と少女は、1匹の犬を通じて親しくなり、やがて二人は犬を連れて海に出かけることになります。
小説で場所は特定されていないものの、昔は駅があったという跡地や東京湾の西側を走る鉄道などが登場し、品川区や京急電鉄を彷彿させます。映画化も、京急電鉄が創立120周年を記念してのタイアップで進められています。

主演は新津ちせさん（子役）で、撮影は既に始まっていますが、本撮影はこれから。公開は2019年秋の見込みです。